平成29(2017)年5月29日
島本町議会
議長 川嶋 玲子様
自由民主クラブ
伊集院 春 美
村 上 毅
清 水 貞 治
野 村 篤
福 嶋 保 雄
議会改革・議会運営等に関する要望について
議長におかれましては、平素より議会運営及び議事進行並びに調整等々とご尽力を頂いていますことに感謝を申し上げます。
さて、この度の改選におきまして、過去から要望しておりました案件が実現に至った案件の整理、申し送りとなった案件等の検討、また、議会内の構成変動等を鑑み、改めまして、議会改革・議会運営に関する検討項目を要望致します。
なお、要望の検討項目の詳細においては、下記のとおりです。
記
1.申し合わせ事項の見直しを第一に要望するとともに、申し合わせ事項から議会基本条例へ移行するものの選出。
見直し例:
① 申し合わせ事項の見直しにおいて、申し合わせ事項では全会一致の基準で意見書は4分の3との基準であり、整合性を図るべきである。
② 第5章「第5節質疑」において、1項の見直しと、公平性の観点に3項と5項との整合性の見直し。
◆ 1項の大綱質疑は会派代表制をとっているが、深い審議や追求のため、大綱質疑を会派質疑へ移行し(以前から問題視していた件において、この改選時において1年間の施政方針が大綱的で留まる問題が発覚している)、持ち時間内の範囲内で会派内の関連質疑を可能とすることを要望。
◆ 本議会は会派制をとっているが、公平性の観点から3項の「二人会派で1時間以内を基本」としていることから、5項のお一人の質疑時間との格差を平等にする協議を要望。
③ 申し合わせ事項から議会基本条例へ移行するものの選出。 等々
(注意:6.の制定への調査をしてから)
2.現在、本議会は速記者をおいているが、他自治体でも経費削減において速記者を廃止している。この速記を音声反訳機等へ移行する手法が、経費節減に繋がるかの実態調査が必要と要望。
3.常任委員会の研修テーマや研修先において、各会派で政治理念や政策目標の違いから合意に至る議論が常に超過することから、常任委員会研修を会派調査研修とすることで研究調査の充実を図る。
4.議長公用車において、現車の切り替え時点で、議会内で活用できるようワゴン車への切り替え要望。(常任委員会視察や他自治体の視察団への送迎等々と幅広く活用)
5.議会・常任委員会等々のインターネット放映などの調査要望。
6.ペーパレス時代にタブレット端末導入についての勉強会等要望。
議会での運用システムや議会として基本的な使い方など先行自治体(岐阜県:関市、神奈川県:寒川町・逗子市、埼玉県:飯能市)視察など
7.議会基本条例の制定に向け、再度の調査研究が必要であると要望。
以 上